簡単な食べ物やドリンクを入れるだけなら小さい冷蔵庫で良いけれど…。自炊する場合はどのぐらいのサイズの冷蔵庫が必要なの?
自炊派1人暮らしの筆者がまとめました。
自炊するなら3ドアがおすすめ
自炊する一人暮らしならば、絶対に3ドア以上の冷蔵庫です。その理由は2つあります。
- 1人暮らしの場合、仕事・学校・バイトが優先されるので、買い物は週1~2週間に1回のまとめ買いが多い。
- 食材の買い物に行く機会が少ないのに、コンビニ等細かい買い物は多い。
1人だからと小さい冷蔵庫を選んでしまうと、2の細かい買い物分だけで庫内がうまってしまいます。自炊をしようと休日にまとめ買いをしても、入れるスペースが足りないという事態に陥ります。
無理やり詰め込んでも、今度は取り出しや探すのに時間がかかり、電気代が無駄になります。冷やすのにも、開け閉めの長さの両面から不経済になってしまうのです。
冷凍庫が大きければ2ドアでもなんとかなりますが、一人暮らしで節約+健康の為に自炊となれば3ドア以上が必要です。
実際2ドアからスタートした私ですが、作り置きや使いまわし食材、残り物のストック…etc
これらが入っている冷蔵庫でプラスドリンクや野菜は無理です。
庫内の収納方法を色々試しましたが、無理という結論に達しました(泣)
1人暮らしサイズの3ドア冷蔵庫
では、一人暮らし用ではどのぐらいの容量の3ドアを買えば良いのか?それを選ぶポイントは、物理的大きさです。
1人暮らしでは大きなキッチンのある賃貸に住んでいません。住んでいる方は冷蔵庫のサイズで悩んだりしません (笑)
ですから、まずは物理的サイズの条件にはまらなければなりません。たいていの一人暮らし用賃貸のキッチンサイズでは、最高でも横幅が60cm程度になります。3ドアサイズになると、54cmぐらいからサイズがあります。
容量は250前後~300Lぐらいになります。
横幅が足りないときの2ドア
物理的に横幅サイズが合わない、設置スペース幅が足りない場合は、冷凍庫容量が多い2ドア(冷凍庫が引き出しタイプ)のものを選びます。食材の無駄や食費を節約する事を考えるなら、野菜室を持てない分なおさら冷凍に頼る事になります。
2ドアでは冷凍庫容量の大きい物がベストです!
冷蔵庫サイズは150L前後になります。
自炊派1人暮らし3ドアおすすめ
中国系電化製品の会社の物なら安いですが、色々不安材料も多いです。せっかく買ってもすぐ買い替えになっては、頑張って少し大きめを買う意味がありません。
サポートや保証も、日本の会社の物の方が安心です。このような事情を気にしないのであれば、ハイアール等安値の物を選ぶので良いと思います。
機能で選ぶなら三菱の冷蔵庫
1人暮らしサイズの3ドアで一番機能が良いのは三菱電機の冷蔵庫です。
自動製氷・0度チルド室(凍る寸前で肉・魚を保存し長持ちさせる)・野菜室の野菜活性ライト。このような機能がこのサイズの冷蔵庫でもついてきます。
以下、参考までにAmazonの商品リンクを貼っておきます。搬入や価格の都合を考えれば、家電量販店で購入するのがベストです。
MR-CX27F
MR-CX30F
シンプルな使いやすさならPanasonic
パナソニックのこのクラスは、他社製品に比べ機能に特別なものがありません。自動製氷もほとんどつかいなければ、チルドに特別なものはありません。
ただ、使い勝手が良くできています。
例えば、冷凍したい食材を置く場所をアルミトレーにして速さを狙ったりという感じです。
冷蔵室で邪魔になっている物を野菜室に移動して保管したりもしやすくなっています。そのかわり機能が少ない。これは、裏を返せばですけど、他社製品より故障しにくいと考える事ができます。
しかし、横幅がやや大きめの製品が多いのでちょっと買いにくいです。
番外編-同程度の2ドアならシャープ
2ドアなのですが、購入候補に入れておきたいのが、シャープ製の2ドア冷蔵庫です。
冷凍庫がいつもいっぱい。こんな人が購入する冷凍庫だけの商品。その冷凍庫だけで人気なのが、シャープの引き出し式冷凍庫です。
多少小さくなるものの…
その冷凍庫の上に冷蔵庫と野菜室をつけた冷凍冷蔵庫がシャープから出ています。冷凍庫が区分けされているので、他の食品を痛める事無く取り出せる。種類で分ける事ができるので、簡単に見つけられる。シャープらしい製品になっています。
1人暮らしサイズの2ドア
このクラスの冷蔵庫では、性能にあまり大きな差はありません。ドアポケットの使いやすさ、チルドの有無、冷凍庫の容量で選ぶのがベストでしょう。
ドアポケットに入るペットボトルサイズも選ぶポイントになります。1リットルペットボトルが入っても、2リットルや1.5リットルサイズが入らない物も多く存在します。
卵はドアポケットよりも冷蔵室に保存した方が良い食材ですから、卵ケースを外して瓶物や調味料を置けるか?という事も選ぶ目安になります。このクラスの冷蔵庫の卵ポケットは10個入らない物が多いので、ケースがあっても邪魔な場合が多いです。
シティー系お部屋になごみやすいようにできているのはパナソニック製だと思います。しかし、見た目的に他社と大きな差があるわけではありません。
機能に大差が無いのであれば、会社ではなく、小さいからこその優先順位で選ぶのが購入を失敗しない秘訣です。また、メーカー保証も考慮に入れましょう。
考え方次第ですが、日本のカスタマーがしっかりしていない会社の方が、クレームを出したときに、返金や返品をさっさとしてくれる場合があります(苦笑)
「お金返せば文句言われない」こんな感じの対応をする会社がわりとあります。連絡がつきにくければ意味がありませんが…。
機能に差をつけてくる三菱
この機能に差が無いクラスの2ドア冷蔵庫でも、差をつけてくるのが三菱電機の2ドア冷蔵庫です。その分他社製品よりも割高感はありますが、機能で選ぶなら三菱は外せないと思います。
すべてにそれらの機能がついてくるわけではありませんが、冷蔵庫選びの参考にしてください。
横取りポケット
三菱の冷蔵庫には、横取りポケットがついているものがあります。冷蔵庫が小さいので、ドアを思いっきり開けると温度が上がるのも早いのです。ですから、100円ショップで売っている冷蔵庫内に取り付けるカーテンをつけている人もいます。
横取りポケットは、ドアを開けずにドアについているドアポケットの物を取り出せる小さなドアがあります。たかがビールや麦茶を飲むだけでドアを開け閉めするよりも、電気代が低くなるという省エネ機能です。冷蔵庫は温度を下げるときに一番電力を消費しますから、年間の電気代が下がる事になります。